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妾(わたし)の感想日記

徹頭徹尾女(自分)目線の感想文

出産カウントダウンです(多分)

出産までにこれまでの経緯をまとめておこうとか書いてから、何もしないまま10日が経ち、どうも出産までカウントダウン状態に入ってしまったようです。

というのは、今朝起きたら、いわゆる「おしるし」があったのです。

さらに、定期的な腰痛やら腹痛やら。

生理が始まったときに非常に近い感じです。妙に快便なのもなんかそんな感じ。全体に、腹回りの筋肉が「出すモード」になっているのを感じます。

生理ってのはやっぱり、毎月軽く出産してるようなもんだったんですね。体に負担があるはずだ。

 

そしてなんだか頭がドロッとして眠い。でもこれは、気の緩みから来ているような気がする。

おしるし」を見て、「あ、ちゃんと出産くるんだ…」と妙に安心したのです。

いやもちろん出産で痛いのは怖いんですが、ここまでまったく生まれる兆候がなく、どういう展開になるのかやや緊張していたので、ひとまずの安心でどっと来た。

思い起こせば37週に入る前日の検診で、お医者さんが嬉しそうに「もういつでも生まれて大丈夫!なんなら今日の夜から入院になってもいいよ!」と言ってくれた時も、いっとき安堵のあまり体中の力が抜けたものでした。

子どもの命が自分ひとりの体にかかっていることで、妊娠中はいつもそこはかとなく緊張してました。それを何とか、子どもを生かしてここまでもってくることができた…と。

妊娠中、いちばん苦しかったのはこの責任感だったんですね。生まれてくれば、いろんな人に見てもらえる。

それまでもう少しのようなので、とりあえず母子ともにがんばろう。病院に電話するタイミングを見計らい中。

臨月です

「妊娠日記をつけなくては」云々と書いてから数か月、本日妊娠38週となりました。

つまり臨月です。というか正産期?です。お腹の子は2900グラム程度に成長し、右肋骨に足をえぐりこんできます。高齢妊婦のわりには順調に推移しているようで、トラブルといえば36週あたりでいったん坐骨神経痛らしきものになった(1週間ほどで軽快)のと、ここ数日少し足がむくむことくらいか。

 

予定日まであと2週間、こないだの検診では子宮口も開かずお腹も下がらず、まったく生まれる気配がありません。「全然だね!もう0点って感じ!」とお医者さんがおっしゃる。

正産期に入るまでは胎児をお腹にキープすることを至上命題にされてきたのに、37週に入ったら同じ状態がいきなり「0点」となる。で、しっかり歩いてお腹を張らすようにと、これまでとは正反対のアドバイスを受けるのです。

 

このように妊婦になると、とたんに医療・行政・世間様から、あれを食えとか食うなとか、あれをしろとかするなとか、指導を受ける頻度が爆発的に増えます。それでしばしば「勝手なことばっか言うなよ!人を何だと思ってるんだよ!」とやさぐれることもありました。

(なお、グレたくなるご指導の筆頭は「なるべく仕事をセーブしろ」とか「よく休め」とかいうやつです。できるもんなら妊娠してなくてもやってるよねと)

 

何だと思ってるって、「産む機械」ですよね、言うまでもなく。安全に産む機能を全うさせるため、圧倒的に母体に依存している赤ん坊を無事に育て上げるために、社会は妊婦にさまざまな指導を与えるのです。

というのは拗ねて言っているんじゃありません。かわいいわが子のためならば、でき得る限り最高の産む機械になってやろうじゃないかと気持ちはあります。でもたまに、ぐれてあんドーナツ食べたりコーヒー飲んだりしてます。家事も運動しないでゴロゴロしてるときもあります。

妊婦は腹減るし疲れやすいんだよ!!と一人ジタバタしたり、やっぱり罪悪感に駆られてがんばっちゃったりとか、そういう妊婦生活。

 

ここまで、会う方会う方「妊婦生活楽しんでね!」と言ってくださったのですが、なんだかここまで上のような感じで不安定に突っ走ってしまいました。

外出が必要な仕事が一段落したのは1か月ちょっと前。しかしその後もずっとバタバタしておりました。出産の準備と一口に言いますが、これほどに多岐・多数のタスクがあるとは。今日初めてなんとなく、もうあとは野となれ山となれで生まれるのを待つだけ、という気分になりました。あと2週間、ゆっくりできるかな。

 

一連の「準備」のなかで一番たいへんだったのは、3年半夫婦2人だけで暮らしてきた自宅を整理して、赤ん坊+お客を収容できるようにするというミッションです。今回は里帰りはせず、実母にわが家へと泊まり込んでもらい、手伝ってもらいます。そのため、これまでところどころ意味不明の荷物で潰れていたわが家を大整理し、最低限見苦しくないようにする必要がありました。

あるものは捨て、あるものは引き取り先を探して持ち込み、あるものは新しく導入した収納家具に入れ…を繰り返した1か月。その結果、これまで「(整理できてない)ガレージ」がテーマだったわが家が、かなり「家庭」らしくなったと思います。

やっぱり家ってのは出入りがあって、外の目線にさらされないとだめだな。夫婦がそれぞれ仕事と趣味の用具を何も考えずに積み上げていくだけの家、というのも気楽でよかったんですけどね。人生が次のステップに入ったんだなと実感しました。

 

それ以外にもこの1か月、赤ちゃんグッズの準備、こまごました仕事の始末、子どもが生まれてからのスケジュールと預け先の調整、奨学金返済猶予の手続き(←いわゆる産休育休ではないので)などが同時進行し、なかなかにハードでした。ちょっと赤ちゃんグッズの手作りとかしたいよねとか考えちゃったのも、自業自得というかアレでした。

意外と精神的リソースを食われたのは、実家の親を呼ぶにあたっての配慮です。それなりの歳である両親にできるだけストレスを与えないよう、間取りをどう使うか、自由に動いてもらうためには何が必要か、事前にどんな打ち合わせがいるか等、いろいろ頭を使いました。

 

お腹の子が出てくるまで、これまでの妊婦体験を少しまとめておこうと思います。

妊娠線予防クリーム

妊娠21週目の日曜日、今日も食欲全開です。ここ数日のマイブームはドーナツです。仕事先への道中にあるパン屋のオレンジドーナツ、駅ビルにあるクリスピークリームドーナツ、素通りできません。

昨日はドーナツは食べなかったものの、街に出たついでにカフェでいちご練乳マフィンを食べてきました。

しかもこういうおやつ食べるときには、どうしても紅茶やらコーヒーを飲んでしまうわけです。妊娠インターネット界で禁じられていることばかりしています。今後何か反省するようなことが起こるだろうか。恐ろしい。でもやめられない。

 

これらがしっかり身についた結果、手足の肌が全体にもっちりしてきました。しかしこの脂は髪まではまわらないらしく、毎日髪を洗ってしまうとパッサパサになります。仕方がないので洗髪回数を減らしているのですが、2日に1度にしてもまだ足りない。抜け毛がないだけマシと思うべきか。

 

もう一か所、いまひとつ脂が足りないのがお腹部分です。シャワーは毎日するしお腹はどんどん大きくなるしで、ほっとくと肌がパツパツします。これがそのうちバリっと割れて、いわゆる妊娠線になるのだろうか。

その真偽はともかく不快なので、普段から手足のかゆみ防止用に塗っていたニベア青缶をお腹にも塗って、パツパツ感を緩和しています。

 

世の中の妊娠サイトを見て回ると、しきりに妊娠線予防専用クリームの広告が出ています。私もニベアでごまかしてないで専用品を買った方がいいのではないか…と思って本格的にぐぐったところ、あまりの高額にのけぞりました。

【楽天市場】妊娠線予防クリーム | デイリー売れ筋人気ランキング(1位~71位) - ランキング市場

人気商品で8000円。高いものだと1万3千円。1本で私の月の化粧品代の数倍、仕事用マタニティウェア一点分の価格を軽く超えてきました。世の中の妊婦はリッチなんだな。

 

大事に使えば長持ちするだろうし、記念に私も一本くらい買ってもいいかも…と一瞬思ったのですが、よく考えれば私の妊娠線が予防されたところで利益を受けるのはうちの旦那しかいないわけです。奴がとくに何も気にしてないなら出す意味がない。というわけで、うちは今後もニベアです。伸びの良さという点では馬油でもいいかもな。

 

ただし妊娠線予防にニベア青缶を使う人もいるらしく、妊娠インターネットのなかにはそれを扱ったものもある。

コスパNO.1の妊娠線予防!?ニベア青缶は本当に効果ある?

当然ながら結論は「専用クリームのほうが効果が高い」ということです。

一見中立的な比較サイトっぽくなってて、「効果はニベア6に対して専用クリームが9」という謎の数字を持ち出してきます。その上で、「妊娠線ができても諦めがつく人なら、コストの低いニベア青缶を使ってもいいのでは」と読者に選択肢を与えるわけですが、最後には「ただし一回の妊娠でたかだか違いは1万円程度(という謎の計算)だけど、それで妊娠線ができても諦められるのかな?知らないよ?」と軽く読者をゆすぶることも忘れません。

普通にタチが悪いですね。率直に言って読んでてイラッとしました。

 

ニベアの原料は石油系で、添加物も多いから良くない」という言い方がされているのも見かけます。ただし、自然派化粧品の大手であり、私からすればセレブな製品であるロクシタンのシアバターも、やはり中立的な見かけの比較サイトにより「専門製品には劣る」という(適当な)検証がされています。

妊娠線を予防して徹底的にケア | 人気のロクシタンのクリームは妊娠線予防に使えるの?

その理由に挙げられてるのが、専門の製品は「妊娠線の原因である真皮までしっかりと浸透し妊娠線ができる直接の原因に働きかけるように作られて」いるということです。

ほほう。

yakuji.aksk-marketing.jp

化粧品に関する事例/京都府ホームページ

医薬品でない妊娠線クリームが「真皮層に浸透」と書くのは薬事法的にやばいと思います。

ならば「公正中立っぽい比較サイト」でやろうってことですかね。法の抜け穴ですか。

 

いろいろ印象悪い妊娠インターネットを見てきましたが、妊娠線クリームに関するものの嫌な感じは頭一つ抜けてますね。

体重管理

本日6か月の検診でした。締切が来るたび半徹夜等のストレスフルな目にあわされているにもかかわらず、胎児は健気に育っています。申し訳ない。

 

現在、つわりがほぼほぼ終わって10日ほどなのですが、バタバタしているうちに爆発的に体重が増えました。前月比+3kgです。さすがに看護士さんに注意されました(医師からは指摘なし)。

5ヶ月までの合計が+1.5kgくらいだったので、これで合計+4.5kg。妊娠前のBMI値が17(お腹がとても弱い)である自分は、以下の指針に基づけば、産むまでに10kg程度増えたほうがいいらしい。

厚生労働省:「妊産婦のための食生活指針」の策定について

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/02/dl/h0201-3a4.pdf

 しかし、今から月に3kg増えてたら最終的に10kgどころじゃないな。今後は管理していこう。

 

つわりが終わったら一日5食くらい余裕で食べられるし、食べた分はみんな身に着くしで、妊婦の体重管理はたいへんというのは本当なんだなと身をもって感じています。

つわり中、ネットにはなぜ妊婦は甘いものを食べるなとか低カロリーなものを食べろとかさかんに書いてあるのかと、不審に思っておりました。そもそも食べられないのに殺す気か、とか。

あれはこういう段階の妊婦に向けての注意書きだったんだな。なるほど。管理しなかったら15kgぐらい余裕でいくな。

 

ただ、妊婦に景気よく10kg増やしてよしと言うようになったのは、最近のことのようですね。上の指針は2006年策定ですが、妊婦の痩せ傾向による、低体重児出生の増加がこれを検討する理由になったとのこと。そういえばニュースでよくやっていた気がします。

この理由として「若い女性に広がる痩せ願望」とか「妊婦でも美容に気をつけたい女性の願望」といったものをあげているものもありましたが、最近はどうもそれより、産科現場の一種の「文化」を指摘するものが多いようです。

妊婦の体重を増やすことを怖れる文化が、一時現場を席巻していたと。下の記事はかなりまとまっています。

www.bloomberg.co.jp

下のような妊婦さん体験談でも、病院によっては体重の目標値を設けられ、医師・看護師・助産師などからかなりキツイ指導を受ける場合があることがわかる。

www.combibaby.com

日本の体重管理、やりすぎではないですか? : 妊娠・出産・育児 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 

この辺の方針は、現場ごとに違いが激しいみたいですね。過渡期なんだろうか。

ともかく産む機械たる妊婦としては、監視とメンテを怠るなということになるわけですね。

 

おまけ。しつこくぐぐってたら新しい研究成果のニュースが。面白そう。

www.carenet.com

アイス食べると胎動

事情あって妊娠日記をつけねばならなくなりました。余所ではいろいろしがらみあって書きにくいことがあるので、こちらで開設することにします。

といっても、もう来週から6か月です。2~5ヶ月は毎日つわりか仕事で倒れてましたよ。なんでこの世にはこんなに妊娠ブログが溢れてるんでしょうか。私は今でもある程度気持ち悪いです。みんな元気でうらやましいな。

冷たいものを食べると少しすっとするので、シャーベット的なアイス(ロッテの爽がメイン)をちびちび食べています。そうするといつも、胎動がビコビコ激しくなるのに気づきました。

胎動が激しいというのは、妊娠インターネット界では一般的に胎児が元気な証拠です(逆に、「胎動が静か」なんて検索したら恐ろしい結果を見ることになります)。

一方で同界隈には、「冷えは諸悪の根源」という常識もあります。検索すると、アイスを食べると胎動が激しくなると感じる妊婦はけっこういるようです。しかし上記の理由で、「アイスを食べると胎動が激しくなるのは、お腹が冷えて赤ちゃんが嫌がるからだ」という理論を展開する人が見られます。なるほどそうきたか。

言い方が似通っているので何か元ネタがあるのではと探したら、以下のものが見つかりました。

www.combibaby.com

192abc.com

コンビタウンは助産師さんが実名で書いてるから、そっちが元ネタだろうか。テルミー、正食、アロマテラピー…いわゆる自然派ですね。助産師さんはほんとこういう方向性の人多いな。大丈夫か。

後者はコンビタウンにかなり丸乗りして書いてますが、両者はどういう関係なんでしょうか。これも大丈夫なのか。

 

これまで見たところ、妊娠インターネット業界は目もくらむような魑魅魍魎が跋扈し生き馬の目を抜く無法地帯でして、踏み込んだが最後無傷で脱出するのは並大抵のことではないように思われます。

妊婦はネットを見ないというのが唯一無二の正解だと思いますが、あまりにも怪しすぎて、むしろ面白くてやめられなくなってきました。

今後、妊娠を機会にネット等で見てしまった情報を適宜貼り付けていくことにします。

『翔んで埼玉』復刻、魔夜先生インタ

2016年になってしまいましたがまだ生きてます。ただ、最近は可処分時間がすべて某所の審神者業に投入されててしまい、感想も何もあったものではありません。

あちらが若干頭が暇になるイベント中なので、ようやく目を離してtwitterなど見ることができました。そしたらなんとあの伝説のさいたま漫画が復刊すると。

togetter.com

21世紀も16年目になって…しかしそんなことより今すぐにパタリロが!!読みたいです!!(手元にない。号泣)

 

魔夜先生インタビューとかパタリロアニメの話とかは、ネット上に色々面白いのがあったはずだけども、とっさに下の2つしか見つからなかった。とりあえず保存。

booklive.jp

r.gnavi.co.jp

しかし私は昭和の人間として、パタリロのあれをBLと呼ぶのは断固拒否する所存。

依存症の深淵:「借金は身を滅ぼす」

大分前に話題になったらしい下のメルマガのまとめを先ほど読了。

破滅へ向かう人の心中はどのようなものであるのか、なかなかのぞくことのできない深淵を赤裸々に描いてくれる名作です。

matome.naver.jp

筆者はパチスロで多くの金融機関に借金を作り、次々とやってくる返済期限を新たな借り入れによってしのぐという行為を繰り返します。

本文の一パートごとに総借入額・借入先・月の返済額が示され、読み進めると雪だるまのように膨らんでいく筆者の危機を追体験することに。走り続ける借金列車がどこでどのような終末を迎えるのか、手に汗握りながら一気に読み切ってしまいました。

 

ただこの記事、問題の核心は借金ではなく「ギャンブル中毒(依存症)」なんですよね。借金もそれを隠す嘘も人間関係の破たんも、依存症の典型的な症状ですし。それをメインテーマにしなかったのは、依存症者の否認症状の表れか、単にその方が書きやすかったのか。

 

 筆者は手に入るあらゆるお金をすべてパチスロに突っ込みます。学生や社会人としての生活は表面上こなすし、こんなことをしていてはいけないという自覚もあるのですが、しかし「あと一回やってやめよう」とか「一万円だけなら」などの思いから結局陥落。返済期限前のピンチは深刻さを増す。

いよいよダメかと思うときの脳神経が焼けつくような焦燥、何とか乗り越えたときの高揚感。視界は狭く、歪んでいく一方。

 

私にとってこれ、他人事じゃありません。仕事やりたくなくてダラダラネットを見てて、締切が間近になったときの状況そのものです。今まさにそういう状況でこの記事を発見したところで、深く考えさせられました。

自分に関して言えば、もっと自己コントロールしろというそれだけなのですが、しかし一般論としてはどうか。依存症は逃避や「心の弱さ」の延長なのか、はたまた依存性の高い物質やサービスの起こす悪なのか。仕事したくないからネットするのか、ネットが面白いから仕事しなくなるのか――この問題に決着をつけることは非常に難しく、また意味もないような気がする。おそらくそれは鶏と卵の関係みたいなものだろう。

 

現代社会の日常生活は人の嗜癖をお金に換える商売で満ち溢れており、誰かが依存の深淵に落ちてくれるのを虎視眈々と狙っている。落ちるのはたしかに、特定の弱さを持っている人だろう。ただ、人が嗜癖するものはあまりに多く、お酒やタバコに始まり、買い物、SNS、ネットサーフィン、ある種の「意識高い」活動にいたるまで、何にも引っかからない人はまれではないか。

むしろこれを現代社会に生きる上での宿命と覚悟して、嗜癖を飼いならしたり、やり過ごすしたりする方法を開発したり、シェアしていくほうがよいではないかなどということまでつらつら考えました。

ただそれは、コントロールをむしばんでいくものを客観視してできる限りコントロールしていこうということなわけで、困難を極める試みであることは間違いないな。